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飯豊山


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飯豊山(いいでさん)は、越後山脈北部にある飯豊連峰の主峰であり飯豊本山とも呼ぶ。

概要


磐梯朝日国立公園内に位置し、山形県小国町新潟県阿賀町県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は喜多方市である。理由は、明治期、廃藩置県後飯豊山付近が新潟県に編入されたが、飯豊山神社を本宮とする福島県側の猛烈な反対運動により参道にあたる登山道および山頂を再び福島県にすることで決着した結果である。その為、福島県の県境がいびつな結果になっている。飯豊連峰の主峰は飯豊山(標高2,105m)であるが、最高峰は大日岳(標高2,128m)である。四方から登山道が整備され登山を楽しむことができるが、飯豊山地朝日山地と並び東北アルプスの異名をもつため山容が非常に大きく万年雪も残るため、充分な装備が必要である。環境省では歩道を整備して環境保全に努めている。

可憐に咲く高山植物が有名で、日本百名山のひとつに数えられている。

飯豊連峰の主な山


  • 大日岳(2,128m):飯豊連峰の最高峰
  • 飯豊山(2,105m):飯豊本山であり、飯豊山神社がまつられている
  • 北股岳(2,025m):晴れた日には日本海が望める
  • 烏帽子岳(2,017m)
  • 御西岳(2,013m)

登山情報 (アクセス)


  • 一ノ木(川入)登山口(福島県喜多方市):磐越西線山都駅下車バスあり
  • 奥川(弥平四郎・やへいしろう)登山口(福島県西会津町):磐越西線徳沢駅下車
  • 実川(さねがわ)登山口(新潟県阿賀町):磐越西線日出谷駅下車

山岳信仰


652年白雉3年)、知同和尚と役小角が開山したとされる古い山岳信仰の場である。江戸時代には修験道修験者が多く訪れたほか、神仏習合が禁止された明治時代には飯豊山神社として地域住民から崇敬された。特に太平洋戦争前までは、飯豊山への登頂は少年の成人儀式として用いられたことから地域との密着性が高まった。15歳までに登頂しなかったものは一人前として認めてもらえなかったことから、盛んに集団登山「御山駆け」が行われていたのである。終戦後は、こうした習慣が廃れはしたものの、女人禁制が解除され、多くの登山者が訪れる山として変貌した。前述に書かれているように県境の設定の原因にもなった。

関連項目


外部リンク




福島県の山
山形県の山
新潟県の山
日本百名山
喜多方市
西会津町
小国町 (山形県)
阿賀町



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』